家の中で楽しむ家
建築家コメント1階には掃き出し窓があるもの。部屋は全て使い方が決まっているもの。土間は玄関のスペースにあるもの。家づくりの、なんとなくの固定概念はあふれています。けれど、その概念を外して、自由に組み立てると新しい空間が広がります。中と外を繋ぐ“土間”。その空間を広げることで、家の中に外の要素を取り込み、天気や温度に左右されることなく、外空間でしかできないことを味わう。そこから広がる家全体が
北の方角には稜線が美しい山々に茂る樹木。その狭間から山形市を見下ろす風景が広がっています。将来変わることのないその眺めは世界で一つしかない風景です。 四季折々に自然に色の変化を楽しめる樹木もまるで絵画のように暮らしに彩を与えてくれます。人の視線や車道も低い位置にあることで、その開放的な窓からは周囲の視線を全く感じることはなく、家の中に居ながらまるで外にいるような錯覚を起こすほどの開口を設けることが出来ました。 逆に南側は家の目の前を行きかう車や人で視線にさらされ環境、窓の明かりは横に長くし高さのある角度から南の気持ちの良い明りを取り込む工夫をしています。
平屋はよく暮らしやすいと好まれますが、暮らしやすい平屋は、明るさと使いやすい動線が大事なポイントです。生活の中での人と物の動きをしっかりと考慮し動線を繋ぐことで、より暮らしやすい環境にすることが可能となります。素晴らしい人の心の琴線に触れる景色を活かしながら実用的な暮らしやすさを叶えた住まいとなりました。
建築家コメント1階には掃き出し窓があるもの。部屋は全て使い方が決まっているもの。土間は玄関のスペースにあるもの。家づくりの、なんとなくの固定概念はあふれています。けれど、その概念を外して、自由に組み立てると新しい空間が広がります。中と外を繋ぐ“土間”。その空間を広げることで、家の中に外の要素を取り込み、天気や温度に左右されることなく、外空間でしかできないことを味わう。そこから広がる家全体が
建築家コメントインドアにアウトドアを楽しむことを考えた家。外部からの目線や、内部のプライベートゾーンに対し、仕切りながらも開放的に住まうことを目的とした空間。目線で楽しむ中庭や、空の景色を切り取ったバルコニーは、インドアでアウトドアを楽しむことができる。
建築家コメント若い夫婦のための家。動物と植物を愛する二人のために、時間が経過するほど表情が豊かになる素材と暮らしの変化に許容する空間を提案しました。